
※イメージ画像です(AIにより生成)
結論から言うと、Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で値下げをお願いするときは、コメント欄ではなく、商品ページの「価格の相談」機能を使います。旧記事では、コメント欄でのお願いを紹介していましたが、ガイドラインでは、価格の相談機能以外から値下げを求めることは、購入者の禁止行為の例に挙げられています。この記事では、価格の相談の仕組みと、購入者・出品者それぞれのコツを整理します。
この記事でわかること
- 価格の相談の仕組みと、制限
- 購入者側の、お願いのコツ
- 出品者側の、承認と断りの考え方
- 避けたい行為
価格の相談の仕組み
公式ヘルプで案内されている仕組みは、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使い方(購入者) | 商品ページの「価格の相談」ボタンから、希望価格を入力する |
| 設定できる価格 | 販売価格の80%以上。80%未満は設定できない |
| 出品者が承認したとき | 購入者に通知が届く。承認から24時間以内に、購入する |
| 出品者が断ったとき | 購入者に通知される場合がある |
| 出品者が24時間、何もしないとき | 相談は、自動的にキャンセルされる |
| 対象外 | 販売価格が300円の商品 |
極端な値下げを防ぐため、80%の下限が設けられています。
購入者側のコツ
1. まず、商品の状態を確認する
価格の相談の前に、写真と説明を、よく確認しましょう。質問があれば、コメントで、商品の状態や、サイズについて聞くのは問題ありません。ただし、値下げを求める内容は、コメントに書かないようにします。
2. 無理のない金額を提案する
販売価格の80%に近い金額を、いきなり提案するより、相場や、商品の状態から見て、納得できる金額にすると、承認されやすくなります。
- 出品から時間が経っている商品は、承認される可能性が高い場合がある
- 傷や汚れが説明されている場合は、その分を考えて、提案する
- 複数の商品を買いたいときは、まとめ買い機能など、他の機能も、確認してみる
3. 承認されたら、24時間以内に購入する
承認の通知が届いたら、24時間以内に購入手続きをします。期限を過ぎると、承認が無効になります。通知の設定をオンにしておくと、見逃しにくくなります。
出品者側のコツ
1. 手取りを先に計算する
承認する前に、「提案価格 − 手数料(5%)− 送料」で、手取り額を確認します。送料は出品者負担なので、低価格の商品では、値下げで赤字になる場合があります。
| 販売価格 | 80%の価格 | 手数料(5%) | 送料の例(ネコポス) | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| 1,000円 | 800円 | 40円 | 210円 | 550円 |
| 3,000円 | 2,400円 | 120円 | 210円 | 2,070円 |
あらかじめ、「ここまでなら下げられる」という下限を決めておくと、判断が楽になります。
2. 早めに判断する
24時間、返信がないと、相談は自動でキャンセルされます。購入を検討している人を、待たせないように、早めに承認か、断りの判断をしましょう。
3. 断るときも、丁寧に
断るのは、悪いことではありません。手取りが足りない場合は、「この価格が下限」と判断して、承認しなければ大丈夫です。商品の質問への返信など、他のやり取りは、丁寧に続けましょう。
避けたい行為
ガイドラインでは、次の行為が、禁止行為の例として挙げられています。
購入者
- 価格の相談機能以外から、値下げを求める
- 購入後の、値引きの要求
出品者
- 購入後の、値上げの要求
- 購入者からの連絡を、無視すること
これらの行為は、警告や機能制限、利用停止の対象になる場合があります。詳しくは、姉妹記事「Yahoo!フリマの利用制限|対象行為と解除の考え方」をご覧ください。
価格の相談のチェックリスト
購入者
- 販売価格の80%以上の金額か
- 承認後24時間以内に、購入できるか
- 値下げの話を、コメント欄に書いていないか
出品者
- 手取り(価格 − 手数料5% − 送料)が、赤字にならないか
- 24時間以内に、承認か断りを決められるか
- あらかじめ、下限の価格を決めているか
手取りのシミュレーション(80%まで下げた場合)
出品者が、販売価格の80%で承認した場合の、手取りの例です(手数料5%、送料は例)。
| 販売価格 | 80%の価格 | 手数料(5%) | 送料の例 | 手取り |
|---|---|---|---|---|
| 1,500円 | 1,200円 | 60円 | 215円(ゆうパケット) | 925円 |
| 2,000円 | 1,600円 | 80円 | 210円(ネコポス) | 1,310円 |
| 5,000円 | 4,000円 | 200円 | 750円(宅急便の例) | 3,050円 |
「ここまで下がっても、問題ない」という最低ラインを、あらかじめ決めておくと、迷わず判断できます。
購入者が、やりがちなNG例
- コメント欄で、「安くしてください」と、書いてしまう
- 購入のあとで、「やっぱり安くしてほしい」と、お願いする
- 80%に満たない価格を、他の方法で、求める
- 承認されたのに、24時間以内に、購入しない
出品者のなかには、丁寧に応じてくれる方もいます。ルールを守り、感謝の気持ちを持って、取引しましょう。
まとめ
- 値下げ交渉は、「価格の相談」機能で行う。コメント欄では、行わない
- 設定できる価格は、販売価格の80%以上。300円の商品は対象外
- 承認から24時間以内に購入する。24時間、動きがなければ、自動でキャンセルされる
- 出品者は、手取り(価格 − 手数料5% − 送料)を計算して、判断する
よくある質問(FAQ)
Q. 価格の相談は、何回でもできますか?
回数や、再相談の条件は、画面の案内やヘルプで、ご確認ください。
Q. 80%より安い価格で、お願いできますか?
できません。80%未満の価格は、設定できない仕組みです。
Q. 承認されたあと、購入しなかったらどうなりますか?
承認から24時間を過ぎると、承認は無効になります。
Q. 出品者から、値引きを提案できますか?
出品者が、自分で価格を変更して、再設定する方法があります。操作は、アプリの案内に従ってください。
Q. 価格の相談の通知が、届きません。
アプリの通知設定を、確認してください。設定は、端末側とアプリ側の両方に、あります。
Q. 300円の商品に、価格の相談はできますか?
できません。販売価格が300円の商品は、価格の相談の対象外です。
Q. 出品者が承認しなかった場合は?
購入者に、通知される場合があります。通常の価格で購入するか、別の商品を探しましょう。
Q. 出品者に、メッセージで、お願いしてもよいですか?
値下げを求める内容は、価格の相談機能を、使ってください。それ以外の質問は、商品の状態やサイズなど、取引に必要な内容に、とどめましょう。
Q. 承認したあと、購入されないときは?
購入者が、24時間以内に購入しないと、承認は無効になります。
最後に
価格の相談は、購入者と出品者の、お互いの納得を、形にする仕組みです。購入者は、ルールを守って、無理のない金額を。出品者は、手取りを計算して、早めの判断を。お互いに、気持ちよく取引できるよう、心がけたいですね。
Q. 価格の相談を、断ると、評価に響きますか?
価格の相談を断ること自体が、評価に影響するという案内は、確認できていません。手取りに合わない場合は、無理に承認する必要はありません。

